穏やかでない女性をなだめる２つの方法

女性は穏やかに作られていないわけではないのに、なぜか無性に穏やかでない場合があることは世の紳士諸君の深く知るところであると思う。問題はその穏やかでない女性をどのようになだめコントロールするかということであろう。女性の手綱を決して手放してはいけない。女性は普段はポニーだが、時とすると源義経も乗りこなせないような荒馬に変貌する。今日は女性を上手く乗りこなす２の方法を紹介しよう。

■頬を叩いて目を潰し、肩を砕いて腹をえぐれ。

女性は紳士諸君の数万倍もの苦痛に耐えうるように設計されている。なぜならば女性には出産という、地獄の如き業を押し付けられているためである。出産の痛みは男性器を潰した痛みの数千倍、数万倍とも言われ、これを耐えることのできるのは一重に女性に与えられた痛みへの卓越した抵抗力あってこそなのである。そのため痩せた白馬を遠慮して鞭打つくらいのひ弱な気力では、決してこの女性という獣を御することはできない。まず必要なのは遠慮の放棄である。相手は紳士とは異なった強靭な忍耐力と精神力を持っている天狗のような生き物なのだから、我々に浮かび上がってくる誤った良心のささやきに耳を傾けていてはいけない。心を鬼にして、女性を遠慮なく打つのだ。何度も打って良い。回数は多ければ多いほど良い。キリスト様のお慈悲にすがって女性を何度も打つが良い。

■野蛮で豪胆な生命力と忍耐力の源であるその霊魂に鞭を。

女性の霊魂は我々紳士のものとは違って、ずいぶん豪胆な、それでいて繊細な気質をもっている。女性の霊魂こそ霊魂の内の最も優秀なものと言わなければならない。肉の世界では不当に簒奪されているためにその真価を発揮することは難しいが、本来ならば支配者たる階級に位置するのは女性である。現世にも確かにその困難を乗り越えて紳士を超越し、広範な支配権を獲得して生を享受している例を見ないでもない。あらゆる痛みに耐え、未熟の頃より紳士と比較にならないほどの明察を兼ね備え、振舞いは豪胆、気品はあふれんばかりに湧き出す高潔なる魂よ！女性は実は紳士諸君を凌駕する。紳士諸君、大いに奮闘して自身の生命を護持したまえ。女性の穏やかで無くなるときは、紳士の生命が脅かされる刹那に等しい。女性から目を離すな！女性の霊魂の盲点を突け！女性の霊魂は完璧なものに一見思われるが、大きな弱点を抱えていることは少なからぬ紳士諸君に理解されていることと思う。そこに着目したまえ。女性の霊魂は紳士の霊魂の術策に陥りやすい。なぜならば女性の霊魂は本質的に、数々の能力を兼ね備えているにもかかわらず、ヤドリギだからである。紳士の霊魂から養分を吸収し、肥大するヤドリギである。紳士諸君、女性の霊魂に己の霊魂という肥沃な土壌を提供したまえ。そして女性の霊魂が貴下の霊魂に根付いたら、その霊魂を引きちぎり、踏みつけ、焼き払ってしまうがいい！鞭打て！鞭打て！