ゲルタ・ストラテジー

唯一神ゲルタヴァーナと怒れる十一の神々に敬虔なる真理探究者たちの散兵線における無謀を報道する。

天を天をひたすらに天を

天を相手取って生きる事が、どれだけ一人の人間に大きな力を与えるものなのか理解していない大衆、その中でほくそ笑む諸君ら潜在的真理の精兵たち。 その精兵たちが剣を腰に吊る。 あの連中は恐怖に両手を振り上げる。 わが尖兵たちの命知らずな様はどうだ。…

叙事詩『郷里の神々と原風景』

囲いもよろしい深谷市の、政界牛耳る英傑ら、ボルゴ一家(ファミリー)その武勇、容赦を知らぬ無法者、手段選ばぬ残虐に、ひれ伏す民の恐慌は、豊かに尽きぬ贈り物、ますます富みたる体制は、揺るぐことなき盤石に、一層気概を増すものぞ、民は逃げるに逃げ…

二人の郷士

人を相手とせず土を相手取って生きてきた二人の郷士が人生の黄昏時にうま酒を酌み交わす喜びまるで最果てのようなこの荒涼の地にようこそ切り株に腰掛けて遍歴の騎士の話などする鎧を鳴らして馬を走らす若者の雄姿はどうだやがて関心は冥府のこと地下と天空…

我々は帯剣する

大衆の侮辱は耐え難いまるで8月の海のクラゲの群れ我々は誇り高い貴族の生まれ武人らしく帯剣する敬虔でない言葉をもって我々を汚らしく詰るならば躊躇はない剣を抜き生命のやりとりを要求する金満の商人風情が狼藉を働くところあれば我々は地上の守護者の…

日本軍人を排撃する歌

ただつつましやかな街の一角 戦乱の世、苦しくはあろうとも 子らの笑顔はたやさずにありたし しかして飯は少なし 燃料無くして笑みの生まれること能わざる悲し 南京はまだ静かに息をするまだほのかに香る雛罌粟の夜 交戦の光、恐ろしくはあるけども 子らの寝…

日本国を真に想う人々に与ふ歌

残虐なる朝鮮人の、大胆不敵な笑み、醜いあの表情を我々は、いつまで地に屈して眺め続けなければならないのだろうか。隙さえあらば我々の真に守護すべき荘厳なる伝統、祖先の歩み来た道程を表す数々のメモラビリア、それら全てに唾し、破壊しようと考えるあ…

大捕鯨

鯨が大わらわ 波が真理を洗いますちゃぷろんちゃぷろん

季節への序言

蝉の通奏低音は地の底から発せらる 夏はこのA#の音の上に乗っかった 第4楽章は雷雨のアレグロ・プレスト 池の布袋葵、水波紋のソリストを圧倒する