ゲルタ・ストラテジー

唯一神ゲルタヴァーナと怒れる十一の神々に敬虔なる真理探究者たちの散兵線における無謀を報道する。

真理探究方法序説

真理探究の方法論は、人類史がその叡智を以って開拓してきた棟梁的ツールである。
一口にその内容と真髄を説明することは到底不可能であるが、いくつか参考となるであろう断片的助言を諸君らに与えたい。

1.思考を巡らし、思考を停止せよ
考えなければならないが、考えては真理に到達することはできない。
考えることなくして真理に到達することは不可能である。
考えてはいけない。ましてや繊細な思考がどんな無益なことか。
考えなくては真理に近づくことは難しい。

2.啓典を淫するが如く
啓典は諸君らには閉ざされている。
啓典に到達することすらできない諸君らは大いに憐れな存在であろう。
啓蒙されずして真理に到達することはできない。
啓蒙せずして真理の時代を築くことはできない。


先日啓典の解釈を巡って大きな論争が持ち込まれた。
万人の議論への参加は智慧に対してとても好ましいことと考える。


混沌の世に、怒りあれ。

許すな、決して許してはならない。

言語を用いない、楽音形式の啓典注釈。
https://dl.dropbox.com/u/56322517/%E6%A5%BD%E9%9F%B3%E6%8A%84%E3%80%8E%E7%9C%9F%E7%90%86%E7%B5%82%E4%B8%96%E3%80%8F.mp3

真理とはいかなるものか。

《エルイード》にどれほどの価値が秘められているのか。

《ナーガールード》の鉱山から生み出される秘宝的産物の印。

唯一無比なる《ゲルタヴァーナ》の信奉者も、炎熱の調べを滾らす十一怒神の追従者もまた同じように至るのか、否か。