ゲルタ・ストラテジー

唯一神ゲルタヴァーナと怒れる十一の神々に敬虔なる真理探究者たちの散兵線における無謀を報道する。

レート300点達成

ただいま、将棋倶楽部24にて初のレート300点超えを達成しました。
本矢倉戦でした。

最近将棋実況動画というものを見始めたのですが、強い人が将棋を指しながら自分の思考を口に出しているので、大変参考になっています。
例えばなまかく氏という実況者の過去の動画をすべて見させてもらったのですが、彼の将棋は、というか強い人は皆そうなのでしょうけど、一気に攻めてつぶそうというのではなく、慌てず玉形を整備し、攻めの駒を増やし、ポイントを稼ぐというものです。
従来の私は、初心者全般に言えることだと思うのですが、将棋は攻めを成功させたら勝ちというゲームだという固定観念を無意識に抱いていました。
初心者が棒銀を好むのも、その固定概念の一つの証左ではないでしょうか。

本当はそうではなく、攻めによって相手の銀と自分の銀を交換したとしても、第一波の攻め終了の時点での玉形によってはその後大きく戦局が左右することがあるのです。具体的に言えば、時間が経てば経つほど玉形が整っている方が有利になっていきます。

このことは羽生氏の『上達するヒント』にも書かれていることですが、恥ずかしながら最近実況動画を見始めたことにより、その教えの大切さに気づきました。

後、「味を残す」という考えはとても大事です。我々初級者はつい取れる駒を取りに行き過ぎます。

この調子で12級に昇級します。