2012-03-03 善悪の彼岸1 人間の、生存に必要な真理や確実性への意志は、しばしば誤謬を伴うものであるし、誤謬してしかるべきものでもあるらしい。 なぜならば、本当に正しいもののみを受容していては生存が危うくなるからである。 ここでは、正しいとされてきた道徳のことを言及しているのではないだろうか。 いや、違うか。しかし理性への信仰を批判しているのは確からしい。